水瓶座ののぞむ人間関係
水瓶座は、ただ楽しいだけの友達ではなく、同じ目的にむかって進む仲間がほしいと心のどこかで感じています。
この「仲間」というのはけっして仲良しクラブではありません。
たとえ議論を交わしても壊れることのない信頼関係でむすばれた仲間たちです。
ウィットにとんだ知的な会話を楽しんだり、興味のあることについて情報交換をしたり、一緒に趣味を楽しんだりすることができたら最高です。
クールだといわれる水瓶座ですが、誠意をつくしてくれた人には恩をわすれない、とても義理がたい面ももっています。
柔軟で寛大な心
水瓶座はもともとさっぱりした人が多いので、相手もそうであることを望みます。
ちょっと毒舌気味なひとも多いので「ちょっといいすぎたかな?」と思ったときに、笑って吹き飛ばしてくれるような寛大な人といるのが気楽なのです。
おたがいの意見が違ったり、白熱した議論をたたかわせたとしても、水瓶座にとってそれは知的活動にすぎないので、そのことで相手を嫌いになることはありません。
お互いを尊重した態度であるかぎり、むしろ「この人はきちんと意見をいってくれる人なんだな。なかなか手ごたえがある」と感じるでしょう。
「和をもって尊しとなす」という日本人的感覚ではなく、よりグローバルな感覚に近いともいえるかもしれません。
「出る杭は打たれる」という社会にあって、自らが出る杭になるのも水瓶座的ですが、出る杭の価値をきちんと認めてあげられるのも水瓶座なのです。
そういう理由もあって、水瓶座は、独創的な意見を否定せずに、とりあえずきちんと耳を傾けてくれる柔軟で寛大な心をもった人が大好きです。
水瓶座は、つねにそういう人とお友達になりたいと感じています。
人とのつながりを信じる
また、水瓶座は一生懸命な人も好きです。
その対象が何であれ、そういう人を応援したいとおもっています。
もし求められれば最大限にサポートしてあげるでしょう。
がんばって努力する人を、自分の知識によって役にたてたならそれほどうれしいことはないのです。
水瓶座は個性が強く、なかなか人に理解されにくい人生を送ってきた人が多いので、同時に人間づきあいに対して苦手意識がつよくなっている場合もあります。
ですが、心の奥では「いつも誰とでも仲良くなりたい」と感じているのです。
それはただ寂しいからではありません。他の人と意見の交換をしてみたいという好奇心、人間の可能性を広げるスタート地点でもあるのです。
そして、人と人とつながることが、どれだけ大きなエネルギーとなるかを知っているのも水瓶座だといえるでしょう。