水瓶座のおつきあいの傾向
水瓶座は友達や仲間を大切にしますが、かといって相手の感情的な領域にまで踏み込むようなことはしません。
思想や精神の自由をとても重んじるので、相手の自由もみとめようとするのです。
感情的なつながりだけの関係は好みませんし、心から楽しいとも感じません。
そのため、いくらそれまで仲がよかったとしても、相手が必要以上に感情的に踏み込んできたり、自分の考え方を受け入れてもらえないとわかるとその関係をわずらわしく感じてしまいます。
水瓶座にとって、何年一緒にいたとか、どんなに長く付き合っていたかということは結果的にあまり意味をもちません。
お互いの関係がプラスにならず良くないものだと感じると、心の中で一線を引いたり、心の整理をつけはじめたり、実際に離れていってしまいます。
人間関係というのは、大なり小なり感情的なつながりが大きな割合を占めているものです。
理性的だといわれる水瓶座だって、もちろん感情的になることはあります。
ですが、それがずっと続くことはありませんし、完全に感情に飲み込まれてしまうことはありません。
水瓶座が大切にするもの
水瓶座のおつきあいの特徴は、別れた後にわかりやすくあらわれます。
プロセスはさておき、最終的には理論で心の整理をつけようとするので「もう別れたほうがいい」と結論付けた相手に対しては、おどろくほどクールに振舞います。
ファイナルアンサーを出した時には、もう整理をつけているので、それからいくら情にうったえてもまず心は戻りません。
場合によっては冷酷とうけとめられてしまうこともあるかもしれません。
水瓶座は、人間関係において「誠意」「信頼」をとても大切にしますので、それを考慮にいれても別れたほうがよいと結論づけた相手は関係をつづける意味がないのです。
来るもの拒まず
水瓶座のように、理性的に物事をとらえて、感情的にならずにいたいというタイプは、実はとても寂しがりや。
個性が強い人が多いので、他者から理解されにくく、いつも孤独感を心の奥で常に感じています。
ですから、「来る者は拒まず、去る者は追わず」ということに徹しています。
フレンドリーで友達づきあいが上手だといわれる水瓶座ですが、じっさいは人間づきあいを苦手だと感じていたり、友達が少ないことも多いものです。
「仲間は大勢いたほうがいい。だけど親友は心から信頼できるたった一人でかまわない」
これが水瓶座の人間関係の姿勢といえるかもしれません。