恋に不器用
水瓶座はなにかと理性で判断しようとするので、恋愛という「感情」や「愛情」を直接扱うようなことがあまり得意ではありません。
男女共に恋愛に関して不器用な人が多いのが特徴です。
「恋」はまだ良いとしても「愛」になると突然後ずさりしてしまいます。
「自分は本当にこの人のことが好きなんだろうか?」
「本当に好きかどうかは、なにを基準に判断したらいいのだろう?」
なんて、心を開放して楽しむべき恋愛や自分の気持ちを分析してしまうのです。
フレンドリーな水瓶座ですから軽やかな恋は楽しめますが、それ以上になると重荷に感じてしまったりもします。
その一番の理由は、理論的に納得できない「感情」「愛情」というものがよくわからないためかもしれません。
この傾向は、恋人が感情的なタイプの人だった場合にとくによく見られます。
自分とは違う感覚の持ち主に惹かれると同時に、気持ちがどんどん深まっていくと理解できなくなって心地よいものであるはずの恋愛が不安や負担になってしまうのです。
クールに愛を探す
水瓶座は通常、わからないことがあるとそれを理解しようと探求しますが、当然ながら恋愛を「理解」するなんて永遠に不可能なこと。
そのためか、水瓶座は恋愛について深く考えることはせず、あいかわらずサラリとしたままでいることを選んだりします。
恋愛に執着せずクールな水瓶座は、男女共にモテる人が多いので、恋の経験が豊富な人も多いかもしれません。
ですが、いくら恋愛経験が多くても、それを深く掘り下げることはしないのでいつまでたっても恋愛には不器用なまま。
しかし、いくらクールな水瓶座とはいえ、恋愛初期は普通以上に情熱的になったりします。
不器用な分、恋に溺れてしまう場合もあるでしょう。
ただし、情熱が冷めるとまたいつもの様子にもどります。これは結婚したあとによく見られます。
水瓶座は感情的なことが苦手なので、気持ちをあまり表に出しません。
そのために、本当に相手のことを好きなのかどうか、傍からみるとわからないこともあるでしょう。
「愛」には不器用な水瓶座ですが、本当に愛している人のことは信頼し、深い愛で守りたいと思っています。
水瓶座の愛は、燃えるような激しいものではなく、深く純粋な愛に満ちたものです。
ですから逆にいうと、水瓶座が激しい愛を示している間はまだ本当の愛ではなく、欲望から生じる情熱なのかもしれません。