自由
水瓶座の視点というのはとても高いところにあって、世界を俯瞰的に見る傾向があります。
水瓶座の求める自由は、行動の自由もありますが主に精神の自由を指しています。
たとえそれがどんなに斬新で独創的なアイデアでも、そういう考えを自分や他の人が持つことを否定しません。
ちょっと奇妙だったり社会に受けいれられないような考えを持つことをおそれないのです。
心の自由というのはじつは、心の強さとか勇気がないと追求するのがむずかしいものです。
そのため水瓶座がまだ若いうちは、この自由をうまく扱えなくて変わり者扱いされたり、孤独に感じたりすることがあるかもしれません。
博愛
水瓶座のひとつまえの山羊座の段階では、社会性を身に着けることになります。
そして水瓶座では、社会の一員でありつつもそれぞれの個性を大切にしようとしはじめます。
獅子座でいうところの個性というのは「自分自身」を外部に強く押し出すことで表現されますが、水瓶座の個性というのはすこし違っています。
自分を主張するだけではなく、自分も含めた周りの人みんなの個性を認めてあげるというタイプのものになります。
相手を尊重しようとするときにはその人を認めてあげなければいけません。
良いとか悪いというような狭い価値観だけで判断すると、本当の意味で尊重してあげることができません。
社会の中にありながらも、個人を認めるためにはみんなと平等に接する必要があるわけです。
水瓶座が博愛主義といわれることが多いのは、人間の本当の価値というのは、どの時代でもどんな社会でもかわらないと信じているからといえます。
人間関係でも上下の区別なく個人対個人としてつきあおうとするのが水瓶座なのです
水瓶座は、全ての人は平等だと考えるので、誰に対しても公平に接するのはごく自然な感覚といえます
普遍性
不公平感が生じるというときは、ほとんどの場合、学校とか会社とか地域など一定の枠組みの中で起こります。
その場特有の判断基準があるので、不公平感が生まれてしまうわけです。
「普遍性」というのは時間や場所にとらわれることなくすべの時代に共通する価値観のことです。
水瓶座は、空間にはとらわれずに時空をとびこえようするユニークな性質を持っています。
その場所とか地域だけで通用するようなルールにはあまり価値を見出さないので、その場所の基準にしばられることなく、自由な考え方ができるわけです。
水瓶座は場所や時代を超えた考え方をするので、スケールの大きい考え方をする傾向があるというのが特徴です。