水瓶座の人生の目的/方向性
水瓶座の性質は、若いうちは感じにくいことが多いものです。
なぜなら、水瓶座の求めるものは個性や独創性など、枠にとらわれることのない自由な精神、そして誠実な仲間。
しかし、これらは自分のアイデンティティが確立されていないうちは探し出すのがむずかしいものでしょう。
そのため多くの水瓶座は、若いうちから本当の自分を探そうとします。
ですが、そう簡単にみつかるはずもなく、孤独感をかかえてしまうこともよくあります。
個性的な人というのはなかなか理解されにくく、その事実を勇気をもって受け入れるのはそれほど簡単なことではありません。
自分の個性を知り、その独創的な精神を受け入れられるようになるには長い年月がかかる場合もあります。
自由と普遍性
自分探しをするプロセスで、水瓶座はさまざまな知識や情報を吸収しようとします。
それは自分探しのためでもありますが、旺盛な好奇心と知識欲をみたすためでもあります。
知識を身につけ、何事についても考えをめぐらせて、論理的に答えをみつけていきます。
自分らしさというのが、単なる個人の価値観にとどまるものではなく、それが普遍的なものに結びついていることを感じ取っていくためです。
物質的なものから自由になって、精神的な真の自由と普遍性をみつけることが水瓶座の人生の目的のひとつといえるでしょう。
友と仲間
水瓶座のもう1つのおおきな人生の目的としては、自分と同じ価値観を共有できる友達や仲間をみつけることです。
この仲間たちとは感情的なものでつながっているわけではありません。
自分と似たような思想を共有できる広い意味での友ということです。
水瓶座は、地位や名誉やお金といったものをあまり重視しないので、自由で公正な活動の場をもとめるのです。
水瓶座が欲しいと願うのは信頼関係にもとづく仲間たち。
長い年月をかけて、自分の個性を見つけ出してこそ、ようやく仲間たちとつながることができます。
信頼できる人たちと協力しあわなくては、水瓶座が求める独創性や人類愛をかたちにできないと心の奥で知っているのです。
水瓶座の人生の目的は、自分の個性をさがしだして、それから仲間といっしょになって大きな理想を追求していくことといえるでしょう。
その根底には、人類愛と平和を願う気持ちながれています。
もし、水瓶座が自分の個性をうけいれられないと自分らしさを充分に発揮できず、仲間をみつけることもできず、孤独感がつのることになります。